私(綿飴羊)は20代の頃、激務で身体を壊し、病院行きになりました。
医者からは強く退職か長期休職をすすめられました。
でも、ひとり暮らしであること、奨学金の返済、盆正月の実家への送金などから、会社はやめられない、かといって、給与アップになる予定もない――
落ち込んだまま、立ち寄った本屋でみつけたのが、マーフィーの本(マーフィー100の成功法則)でした。
隣の小説の棚からなんとなく目にして手に取り、立ち読み。そのときは深く考えずに「なんとなく頭の切換になればいいな」という軽い気持ちで購入。読んでいくうちに、自分が逆方向に進んでいたことに気がつきました。
子供の頃から貧困や家族トラブル等で悩んでいた私は、ずっと「最悪の場合」を想定して生きてきました。
家族とはある程度距離をおく方がいい、病気や怪我でも大丈夫なように貯金はしておこう、仕事は絶対続けよう、友人関係もある程度で近付きすぎないようにしよう――その結果が、家族とは疎遠、激務でも絶対にやめられない、追い込まれていても貯金もない、友人に愚痴もはけない、という行き詰まりの状態でした。
「この本のマーフィーの法則にそって試し、失敗したところでリスクはない。ものは試し」
そう思い、考え方や言動、アファメーション、想像等、できることを気長に続けていきました。
望んだのは「安心できる家、環境、経済」です。
その後、いろいろありましたが、現在は好きな仕事をし、結婚して家族がおり、家、車、ある程度の貯金があります。内臓疾患の病名はありますが、生活に支障なく健康的に暮らしています。
あの当時からすると考えられない幸運な出来事も多くありました。
まだ時々ネガティブになることもありますが、本を読み返したり、アファメーションをしたり、自分のできることを繰り返しています。
もし、現状で何か悩んでいることや、なりたいもの、してみたいこと、ほしいものなどがあれば、マーフィーの法則を実践してみるのもいいかもしれません。
マーフィーの法則を実際に体験したお話を掲載しています。
もし自分の体験を載せてもよいという方がいらっしゃいましたら、掲示板、またはメールでお知らせ頂ければ幸いです。